ビー・エム・ダブリューは、BMWモトラッド初の電動スクーター「BMW C evolution(シー・エヴォリューション)」を発売。全国のBMWモトラッドC エヴォリューション取り扱いディーラーで、2017年5月12日より販売を開始すると発表した。価格は1,487,500円。
静粛で鋭いレスポンスのEVパワー
そのハードウェアは水冷式電気モーター、歯付きベルトおよび遊星ギアを使用したドライブトレインスイングアームによる革新的なエレクトリックドライブが最大の特徴。パフォーマンスは最高速度が129㎞/h、0–50㎞/h加速は2.8秒をマークする。トルク発生の遅延がなく軽快で鋭いレスポンスを発揮しながら静粛にも優れる電気モーターならではの走行性能だが、これまでのマキシスクーターに対して低重心化も実現したことで快適なハンドリングも両立している。
電動プレミアムマキシスクーターである「Cエヴォリューション」は、BMW iテクノロジーの新世代大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。惰性走行モードに加え、ブレーキング時のインテリジェントなエネルギー回生によって航続距離は最大で160㎞を確保する。また、EV充電スタンドまたは普通充電用200Vコンセントによって80%までの充電に要する時間は3.5時間ほどとなっている。
今日、交通量の増加やエネルギーコストの上昇、さらに市街地における車両のCO2排出規制の厳格化は大きな課題となっている。「Cエヴォリューション」は、こうした課題を認識し現在および将来のモビリティに求められるニーズに応えた次世代電動プレミアムマキシスクーターなのである。