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メルセデスAMGがGLCとGLCクーペに最強の63 4マチックを追加

4月5日、ダイムラーはメルセデス・ベンツのGLCのトップパフォーマンスモデルとなる「メルセデスAMG GLC63 4MATIC+」と「メルセデスAMG GLC63 4MATIC+クーぺ」を発表。世界初披露の場は4月14日に開幕するニューヨークショーで、欧州では6月16日から販売が始まる予定だ。

 

「S」モデルの0-100km/hは3.8秒

 

GLCとGLCクーペの2種類のボディで設定されるAMG63は、それぞれに「63 4MATIC+」と高出力版の「63 S 4MATIC+」をラインナップする。いずれも新世代の4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載するが、スペックはそれぞれ476ps/650Nm、510ps/700Nmを発揮する。トランスミッションはいずれも9速のAMGスピードシフトMCTを組み合わせ、4輪を駆動。0-100㎞/h加速は、ボディを問わず63 4MATIC+が4.0秒、63 S 4MATIC+が3.8秒をマークする。

 

メカニズム面でのトピックとしては、減衰力可変機能付きのエアサスペンションや、トルク配分の可変機能を備えたAMGパフォーマンス4MATIC+、リアアクスルのリミテッドスリップディファレンシャルといった装備が挙げられ、ミッドサイズのパフォーマンスSUVとして最高水準の運動性能を与えている。

 

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+, 2017

 

外観では、新型AMG GTファミリー(日本未導入)に採用された縦基調のパナメリカーナ・グリルが目を引く。大きなフロントスプリッターを備えたワイドフロントエプロンや、幅広のホイールアーチは、高い走りのパフォーマンスを実現するメルセデスAMG車らしいディテールだ。

 

インテリアは最新のメルセデスAMG車の例に漏れず、コントラストの効いたステッチを施すARTICO製レザーを用いたシートや、アルミニウムのトリムなどで仕上げられている。高出力版の「S」モデルではさらに、ナッパレザーとDINAMICAマイクロファイバーを組み合わせたパフォーマンスステアリングホイールや、専用デザインヘッドレスト、レッド・ハイライトのAMGインストルメントクラスターなどのパッケージが付加される。

 

なお、この新型「メルセデスAMG GLC63 4MATIC+」と「メルセデスAMG GLC63 4MATIC+クーぺ」には早くも特別モデルとして「エディション1」が設定された。

 

レーシングカーから着想を得た外観の仕立てが特徴的で、ハイグロスブラックのナイトパッケージが採用されているほか、ボディにはスポーツストライプが入る。ボディカラーは艶消しのグラファイトグレーとイエローが用意されている。

 

インテリアではダイヤモンドパターンのイエローステッチを採用したブラックのナッパレザーシートや、12時位置にマーキングを施した専用デザインステアリングホイールなどを採用。デコレーションパネルは艶消しカーボンとアルミニウムのコンビネーションとなる。

 

 

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