スバルが発表した2016年度(2016年4月~2017年3月)の世界生産および国内販売実績によると、世界生産台数は7年連続で過去最高を記録し、前年比11.0%増の105万5756台となり初めて100万台を超えた。
国内販売台数も11.8%増加
国内生産は0.8%増で、SUVの「フォレスター」や「WRX STI」、「レヴォーグ」が牽引。そして海外生産はなんと42.1%も増加。米インディアナ工場で受託していたトヨタ・カムリの生産が終了、これに伴って「レガシィ」「アウトバック」「インプレッサ」など、スバル車の生産を開始した効果が顕著にあらわれた格好だ。
国内販売も好調だ。軽自動車は新車効果の薄れた「ステラ」「プレオ」などの影響で-3.1%となる3万4120台となったが、登録車は2016年10月に発売した新型インプレッサの効果が大きく、12万9202台を販売。11.8%増を記録するに至った。
2017年度は人気の新型インプレッサが通期で貢献、軽自動車も2016年12月に発売した新型「シフォン」の販売が好調。スバルの勢いはまだしばらく衰えそうにない。