ニューモデル

VWのコンパクトカー新型「up!」が日本デビュー

アナタのスマホにナビや燃費データを表示

 

フォルクスワーゲン(VW)グループ ジャパンは、ラインナップでもっとも小さなスモールカー「up!(アップ!)」を5年ぶりに刷新。全国の正規ディーラーで販売を開始した。日本に導入されるのは3モデルで、エントリーグレードの「move up! (ムーブアップ!)」が2ドアと 4ドアに、上級グレードの「high up!(ハイアップ!)」が4ドアに設定。全国希望小売価格(税込)は順に158万7000 円、178万7000 円、193万8000 円となる。

 

新型up!は、日頃使っているスマートフォンに専用アプリをインストール、車と繋いでナビゲーションなどの機能を利用できるなど、スマートフォンとの連携を強化したインフォテイメントシステムを採用。さらに前モデルから全車に標準装備されていた自動緊急ブレーキに加え、オートライト機能やレインセンサーといった安全装備がプラスされている。

 

VW NEW UP! 2017 (12)

 

パワートレインは全車1.0リッター3気筒エンジン(75ps/95Nm)と、5速ツーペダルMTの組み合わせ。内外装もリフレッシュされ、全長のみ65mm伸びたエクステリアは、日本の道路環境に適した5ナンバーサイズを維持しつつ前後バンパー、抑揚を増したボンネット、LEDポジションランプ付きヘッドライトなどでよりスタイリッシュに。インテリアでは新デザインのシートやアンビエントライトなどを新たに装備。カラーコーディネーションも見直され、新鮮味を増している。

 

また2台の特別仕様車も同時にデビュー。世界的オーディオブランド「Beats」とのコラボモデル「up! with beats」、外装色とルーフカラーのコントラストが楽しめる「roof up!(ルーフ アップ!)」がそれで、価格はup! with beatsの2ドアが172万3000円、4ドアが192万3000円。roof up!は204万9000円だ。

 

4月27日、東京・港区のスタジオで行われた発表会には、モデルの矢野美希子さんが登場。製品紹介映像で実際にup!を運転した矢野さんは、「すごくコンパクトなので運転がしやすく、裏道のセレクトショップにも行きやすそう」と話していた。

 

こんなにカワイイのに、ドイツ車らしくしっかり者。ボディカラーも7色を用意するなど、選ぶ楽しみにも溢れた新型up!。ふたたび注目を集めることは間違いなさそうだ。

 

LE VOLANT BOOST編集部

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