ビー・エム・ダブリューは、高い実用性と美しいスタイリングを両立したBMW「3シリーズ・グランツーリスモ(GT)」のラインナップに、新世代クリーンディーゼルエンジンを搭載した「BMW 320d グランツーリスモ」を設定し、5月10日に発売した。グレードおよび税込車両価格は以下の通り。
・BMW 320d グランツーリスモ・ラグジュアリー:669万円
・BMW 320d グランツーリスモ Mスポーツ:675万円
・BMW 320d グランツーリスモ xDrive ラグジュアリー:700万円
・BMW 320d グランツーリスモ xDrive Mスポーツ:706万円
希少な4WD+ディーゼルのセダン系モデル
搭載するディーゼルエンジンは、アルミニウム製クランクケースを採用する2.0リッター直列4気筒ターボ。最新のコモンレール・ダイレクトインジェクションシステムと、可変ジオメトリーターボチャージャーの組み合わせにより、190ps/400Nmを発揮する一方、19.4km/LのJC08モード燃費(4WDの「xDrive」仕様車は17.4km/L)を実現している。
NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒など、メンテナンスフリーの排出ガス処理技術「BMWブルーパフォーマンステクノロジー」の採用により、世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合する優れた環境性能を実現。これにより、エコカー減税対象車の認定を受け、自動車取得税・重量税がいずれも免税となり、翌年度の自動車税も75%減税される。
また新たに3シリーズGTのラインナップに加わったXDriveは、路面状況を各種センサーが常にモニタリング、トルクを前後で可変配分できるインテリジェントな4輪駆動システム。これは最適なトラクションを提供するだけでなく、つねに路面状況をモニタリングすることにより、特に荒天時や悪路でより安全な走りを実現する。
一方、先進の運転支援システムの搭載も見逃せない。ストップ&ゴー機能付きのACC(アクティブクルーズコントロール)やレーンディパーチャー・ウォーニングに加えて、レーンチェンジ・ウォーニングや前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキを採用。より安全で快適なドライブをサポートする。