6月12日、PSAグループはシトロエンの新型コンパクトSUV、「シトロエンC3エアクロス」を本国で発表した。2017年後半から、欧州を皮切りにグローバル展開されていく。
ボディのカラーコンビネーションは90通り
ボディサイズは全長4.15m、全幅1.76m、全高1.64m。ホイールベースは2.60m。全体的なフォルムは、日本でも限定発売されたC4カクタスをイメージさせる。デザイン面では2017年のジュネーブショーで発表されたコンセプトモデル「C-エアクロス」にインスピレーションを得ているという。8色のボディカラー、4色のルーフカラー、そして4色のパックカラーにより、90通りの組み合わせが可能な点も特色だ。
インテリアもユニークなデザインだが、ボディサイズの割に、使い勝手が追求されている。後席は6:4の分割可倒機構が備わるほか、室内には収納スペースが豊富に用意された。荷室容量は後席使用時が410Lで、最大1289Lにまで拡大することも可能だ。
ガソリンエンジンは、PureTech 82、110、130の3種類。ディーゼル仕様はBlueHDi 90、100、120の3種類が設定され、エンジンによって6速MTか6速ATを組み合わせる。ちなみに6速ATの組み合わせが設定されるユニットは、いまのところPureTech 110となっている。
アクティブセーフティブレーキや車線逸脱警報システムといった先進の安全運転支援技術や、スマートフォンのワイヤレス充電を含めたインフォテイメントシステムは最新世代版が採用されている。