ブランドショールーム「C_42」から発車
フランス・パリでは、クラシック・シトロエンの代表モデルである「2CV」を使った観光ツアー「4 Roues sous 1 Parapluie(キャトル・ル・スー・ザン・パラプリュイ=1本の傘の下の4つのタイヤ)」が実施されている。このツアーはガイドが運転する2CVに乗り、パリの観光名所を巡るもの。宿泊しているホテルなど、指定の場所まで送迎してくれる人気の観光ツアーだ。この観光ツアーに使用されるクルマにこの度、EVモデルの「シトロエンE-メアリ」が加わった。
シトロエン・メアリは、1968年から88年の間に販売された小型オフロードカー。前輪駆動に加えて、1980年から83年は、4輪駆動モデル「メアリ4×4」も生産された。車名は「ヒトコブラクダ」のうちの、メアリと呼ぶ早駆け用ラクダに由来。どんな道でも踏み込んでいける小型多用途車として、レジャーから漁業などのビジネスまで幅広く活用された。
そのメアリのイメージを、電気駆動を含めた現代の技術で誕生させたのがE-メアリ。E-メアリの観光ツアーは、パリにあるシトロエンのインターナショナルブランドショールーム「C_42」を出発点に、さまざまな名所を巡る。
パリへお立ち寄りの際は、利用してみてはいかがだろう。