英国王室が大会スポンサーを務める歴史あるボート大会にちなんだモデル
アストン・マーティンは、6月28日からテムズ川で開催されるヨット競技の「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ2017」に向けワンオフモデルの「ヘンリー・ロイヤル・レガッタDB11」を発表した。同大会は、英国王室がスポンサーを務める権威ある大会で、世界で最も有名なレガッタ競技。ロイヤルアスコット同様、ロイヤルファミリーも観戦に訪れるという上流階級のイベントである。
「ヘンリー・ロイヤル・レガッタDB11」は、Q by Aston Martinによって1台だけ製作されたモデルで、ディアブロレッドのボディカラーにサテンシンティラシルバーのルーフがエクステリア上の特徴となる。パフォーマンスやスペックはノーマルの「DB11」と基本的に変わらない。
とはいえ1839年に設立、世界で最も権威ある歴史的なスポーツ用品の1つであるヘンリー・ロイヤル・レガッタとのパートナーシップを祝うためにワンオフで作られたこのモデル。ただ特別なボディカラーを採用するだけでなく、カーボンファイバーボディーパックとカーボンファイバーエクステリアパックが装着されている。
特別装備として目を引くのはカーボンボディワーク、専用カラーのペイント仕上げ、カーボンファイバー製ウイングバッジ、艶だしカーボンファイバートリムなど。
シートをはじめとするインテリアは、アストン・マーティンの熟練した職人が手掛けたブラックレザー仕上げとなりアクセントとしてレッドレザーが各部に配される。また天井部分は、ブラックアルカンターラ仕上げでエクスクルーシブ感を演出する。
さらにインテリア細部にはカーボンとクロームの装飾を施し、ドアシルにはヘンリー・ロイヤル・レガッタのエンブレムをはじめ3つのロゴがさりげなく配される。
ヘンリー・ロイヤル・レガッタ2017は6月28日から7月2日まで開催、ギャラリーは30万人におよぶという。