新開発の2リッター直4ターボを採用
FCAは11月29日に開幕(一般公開は12月1日から)したロサンゼルス・オートショーにおいて、フルモデルチェンジを受けて4代目となった本格クロスカントリー車の新型「ジープ・ラングラー」を初公開した。
エンジンは3リッターV6ディーゼル(260ps/600Nm)と3.6リッターV6ガソリン(285ps/353Nm)に加えて、ラングラー初となる新開発の2リッター直4ターボ(270ps/400Nmm)を設定。この直4エンジンは、「eトルク」と呼ぶマイルドハイブリッドシステムを組み合わせているのが特徴で、ハイアウトプットと低燃費を両立しており、最大トルクは3.6リッターV6エンジンを凌ぐ。トランスミッションは、いずれのエンジンにも6速MTまたは8速ATを組み合わせる。
トリムレベルは、2ドアモデルが「スポーツ」「スポーツS」「ルビコン」の3種。4ドアモデルは「スポーツ」「スポーツS」「サハラ」「ルビコン」の4種がラインアップされた。
エクステリアはラングラーのアイデンティティを受け継ぎながら、モダンで洗練性が高められた。前後のライトにはLEDが採用され、機能性とルックスの両立に貢献している。
ボディサイズは、全長4237(2ドア)/4785(4ドア)×全幅1875×全高1868mm。ホイールベースは2ドアが2460mmで、4ドアが3008mm。フロントフードやドア、リアゲートにアルミを使用したことでボディの軽量化を図り、燃費性能の向上にも注力している。
インパネには5インチのタッチスクリーンを含む最新のインフォテイメントシステムやコネクティングデバイスが備わり、ユーザビリティが高められた点が特徴的。USBポートや12V電源も備わる。