厳冬のスカンジナビアに現れたのは、メルセデスの新型フラッグシップ・サルーン「AMG GT」4ドア市販型プロトタイプが現れた。しかし、これまでの開発車両と一部違っている。
その違いはフラッグシップモデルには大型のスクエア型が装着されるはずのエキゾーストパイプが小型円形のクワッドエキゾーストパイプになっていたところである。ハイエンドモデルには4.0リッターV8ツインターボエンジンに電気モーターの「EQパワー+」を組み合わせたハイブリッドで、最高出力は800psと噂されているが、エントリーモデルでは直6+「EQパワー+」よって最高出力は400ps程度になるらしい。
未だ「AMG GT」4ドア版の正式名称は不明なままと謎も多いが、市販型のワールドプレミアは2018年3月のジュネーブモーターショーと見られているが、2017年3月のジュネーブモーターショーで公開された「AMG GTコンセプト」のデザインを継承するラグジュアリーな4ドアクーペで、ポルシェ「パナメーラ」、BMW「6シリーズ グランクーペ」、アウディ「S7/RS7」をターゲットとたモデルであることは間違いないだろう。