ドイツ・ポルシェAGのオリバー・ブルーメCEOは、2023年までにポルシェ「911」のPHV(プラグインハイブリッド)の発表を計画していると語った。ポルシェでは最新の「パナメーラ スポーツ ツーリスモ」に「ターボSE−ハイブリッド」を追加しているが、搭載されているゼロエミッション走行の「Eモード」が911ではさらに進化するらしい。
最新情報に基づいたレンダリングCG、そしてスパイショットではフロントフェンダーなる通常の給油口とは別に、リアフェンダーに充電口のようなキャップが見られ、黄色い高電圧警告ステッカーもあった。
「ターボSE-ハイブリッド」は4.0リッターV8エンジンに電気モーターの新世代ハイブリッドで、最高出力680ps、最大トルクは850Nmを発揮。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は310km/hという。現行のパナメーラ4SE-ハイブリッドでは、電気モーターのみで走行する「Eモード」の最大航続距離は49kmであるが、次期型911の「Eモード」は大幅に進化し、電気モーターのみで60kmの走行が可能とのこと。なお、ポルシェでは全モデルにPHVの設定を計画しているとも言われている。