ニュルブルクリンクの北コースでポルシェ初の市販EV「ミッションE」がテストを行った。タイムは7分30秒と前回の8分から30秒も短縮されており、開発の順調さをうかがわせた。
カモフラージュ具合は2017年10月時と同等であるが、ボディ下の三角センサーが取り外されていた。電気モーターのみで走る「ミッションE」は800Vのバッテリーを搭載し、最高出力600psで0-100km/h加速は3.5秒を誇る。また、20分のフル充電で530kmの走行が可能であるが、「ポルシェ ターボ・チャージングシステム」により15分で80%の充電を完了、420kmを走るという。
ポルシェは「ミッションE」のために8億2200万ドル(約945億円)を投資して新工場を建設し、1400人以上を雇用しているという。気になるワールドプレミアは2019年秋とみられ、販売予測価格は8万5000ドル(約960万円)になりそうだ。