”らしさ”を体現する運転支援システムとスタイリング
スバルは、ジュネーブ・ショーにおいて、「スバルVIZIVツアラーコンセプト」をワールドプレミアした。
スバルは2013年の「スバルVIZIVコンセプト」を皮切りに、安心で愉しいクルマづくりの将来ビジョンを、毎回異なるテーマのもとコンセプトカーの形で具現化している。今回は水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDと、これまでスバルが培ってきた走り・使い勝手・安全の価値を融合させ、クルマで出かける愉しさが存分に味わえる、ツアラーとしての新たな価値を「スバルVIZIVツアラーコンセプト」で表現している。
また、今後の自動運転普及期を見据え、進化型アイサイトと各種デバイスを組み合わせた高度運転支援技術を搭載。長距離ドライビングにおけるドライバーの疲労を軽減し、アクティブライフを安心して愉しむことのできる、スバルらしさの詰まったクルマに仕上げている。
デザインは、スバルが受け継いできた、高い実用性と走りを両立したワゴンモデルを念頭に置き、現在のスバルに共通するデザインフィロソフィ“DYNAMICxSOLID”に基づき、ツアラーらしさを表現。
また、ヘキサゴングリルから始まる前傾姿勢の硬質なボディに、内側から強い圧力で張り出した躍動感あふれる4つのフェンダーを組み合わせ、走りの愉しさを強調しつつ、安心感を表現した。
一方、リアには大きなカーゴスペースを設け、道具としての高い実用性も兼ね備えるなど、複数の異なる価値をクロスオーバーさせたツアラースタイルとなっている。
そして、スバルが2020年頃に実現を見込む、「高度運転支援技術」を水平対向エンジンやシンメトリカルAWDがもたらすパフォーマンスと融合し、スバルならではの安心で愉しいツアラー像を表現している。性能を一層向上させた次世代アイサイト、レーダー、高精度GPS・地図等の採用により、「自動車事故ゼロ」の実現を追求する。
スバルVIZIVツアラーコンセプトの主な仕様
ボディサイズ(全長/全幅/全高):4,775/1,930/1,435mm
ホイールベース:2,730mm
タイヤサイズ:245/40 R20
乗車定員:4名