ボルボ初の栄冠
ボルボ・カーズはこのほど、新型コンパクトSUVの「XC40」が、2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことを発表した。この権威ある賞は、ボルボにとって初の栄冠となる。
今回の受賞を受けて、ボルボ・カー・グループのホーカン・サムエルソンCEOは次のようにコメントしている。
「新型XC40がこの栄誉を授かったのは、タイミングとしても理想的です。ボルボは、初めて世界市場に向けて3種類のSUVを発売しました。XC40は、急速に成長するコンパクトSUVセグメントにおいて、当社のさらなる成長に大きく貢献してくれることでしょう」
XC40はボルボ・カーズの新しいコンパクト・モジュラー・ビークル・アーキテクチャー(CMA)を採用した最初のモデル。このプラットフォームは、今後発売される予定の電気自動車を含む40シリーズの量産車種のすべてに採用される予定となっている。
今回のXC40の受賞は、グローバルに展開する新しいボルボSUVラインナップが完成し、欧州と北米の両大陸でカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことを意味している。大型SUVのXC90、ミッドサイズSUVのXC60のいずれもが、過去2年間で北米トラック/ユーティリティ・オブ・ザ・イヤーを受賞。日本でも昨年、新型XC60が日本カー・オブ・ザ・イヤーの大賞を受賞したことはご存知のとおりだ。
また、XC40は、英国の代表的な自動車雑誌「What Car ?」によるカー・オブ・ザ・イヤー受賞など、このところ多くの注目を浴びており、2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤーの受賞はこれらに続く快挙となった。
ちなみにこのXC40、日本では3月に正式発表・発売を予定していることが1月26日にアナウンスされているので、まもなく発売されるものと見られる。また、正式発表に先駆けて、全国300台限定の「XC40 T5 AWD Rデザイン 1stエディション(559万円)」の予約注文を、現在受け付けている。