カーボン製のタルガトップを採用
イタルデザインは、ジュネーブ・ショー2018において、ゼロウーノのオープントップバージョンである「ゼロウーノ・ドゥエルタ」を初公開した。
現在のイタルデザインは、元ランボルギーニのデザイナー、フィリッポ・ペリーニ氏が率いるブランド。フォルクスワーゲン・グループに属しており、新プロジェクト「イタルデザイン・アウトモビリ・スペチアリ」の第1弾として2017年のジュネーブ・ショーで「ゼロウーノ」を発表。5台限定で発売され、即座に完売している。今回発表された「ゼロウーノ・ドゥエルタ」もクーペと同様に5台のみが生産され、2018年の終わりに生産が始まる予定だ。
車名の添えられたドゥエルタとは、同社の本拠地であるイタリアはピエモンテの方言で「オープン」を意味する。ボディはクーペと同様100%カーボンファイバー製で、手動で着脱できるタルガトップもカーボンでできている。
パワートレインはクーペと同様で、ランボルギーニ・ウラカン由来の5.2リッターV型10気筒自然吸気エンジン(610ps/560Nm)と7速デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせ。駆動方式は4WDで、トップスピードは320km/h以上を実現しているとのこと。