スポーツバージョン、「R」の設定も?
フォルクスワーゲンのコンパクト・クロスオーバーSUV、T-ROCに設定されるカブリオレバージョンが2020年4月にも発売される可能性が高いことがわかった。すでにフォルクスワーゲンは2月にT-ROCのカブリオレ発売を予告。そのそのレンダリングCGも公開されている。フォルクスワーゲンは、この新型オープンモデルに8000万ユーロ(約106億円)を投資。生産は、ドイツのオスナブリュック工場が担当する模様だ。同ブランドは2020年までに20車種以上におよぶクロスオーバーSUVの発売を計画しており、このT-ROCカブリオレはその中の1台となる。
T-ROCはフォルクスワーゲンだとティグアンの弟分に位置付けられるコンパクトSUVで、同門では日本にも導入されているアウディQ2と兄弟車の関係になる。そのカブリオレ版のエクステリアは、2014年3月のジュネーブ・モーターショーで公開された「T-Crossブリーズ」コンセプトから継承。ルーフにはファブリックのソフトトップが採用され、スポーティかつ躍動感のあるボディシルエットが魅力となりそうだ。
パワートレインは、最高出力184psを発揮する2リッター直列4気筒TDIターボディーゼルエンジンに7速DCT(DSG)の組み合わせが主力となる模様。将来的には、最高出力300psを発揮するスポーツ仕様の「R」、さらには5ドアモデルが設定される可能性もあるという。