すでに完売とのことだが……
マクラーレン・オートモーティブは5月22日(火)に、3月のジュネーブ・モーターショーでワールドプレミアした「マクラーレン・セナ」を、東京都港区の大本山 増上寺で日本初公開した。このマクラーレン・セナは、同社のフラッグシップとなるアルティメットシリーズに位置するモデルで、車名は1994年にレース中の事故により亡くなった、F1ドライバーの故アイルトン・セナにちなんだものだ。搭載される4リッターV8ツインターボユニットは最高出力800ps、最大トルク800Nmを発生、シャシーおよびボディにカーボンを多用することにより、車重は1198kgという軽量化を実現、0→100km/h加速2.8秒という驚異のパフォーマンスを誇る。
発表会を重要文化財にもなっている増上寺を会場に行うとともに、オープニングには重要無形文化財総合認定保持者の大倉正之助氏による、能楽囃子大倉流大鼓が披露されるなど、日本の伝統文化とコラボレーションした内容。プレゼンテーションには、マクラーレン・オートモーティブ・アジア日本代表の正本嘉宏氏をはじめ、アジア・パシフィック担当マネージング・ディレクターのジョージ・ビッグス氏、そして最後にはエンジニアリング・デザイン・ディレクターのダン・パリー・ウィリアムズ氏が登壇するなど豪華な顔ぶれが揃った。
このマクラーレン・セナは、2017年12月に67万5000ポンド(日本円で約1億円)で限定500台が生産とアナウンスされていたが、すでに完売となっているとのことだ。
会場にはマクラーレンがコラボレーションしている高級腕時計メーカー、リシャール・ミルの腕時計「RM 11-03 McLaren」のほか、アイルトン・セナゆかりのヘルメットやレーシングスーツ、サインが入ったシャンパン「モエ・シャンドン」等が展示されていた。
マクラーレン・オートモーティブ http://jp.cars.mclaren.com/