高いオールラウンド性を継承
5月23日、BMWは現在開発を進めている次期型「X5」のプロトタイプによるテスト走行の模様を公開した。
公開されたのは南アフリカの砂利やアメリカの砂漠、さらに冬季スウェーデンの氷雪上を舞台としたテスト風景。
世界のあらゆる路面や気候における加速やハンドリング、ブレーキングのチェックが行なわれた。サスペンションには新しい技術が導入されることから、テストを重ねることによってその品質を証明していくことになるという。
走行テストではこのほか、フランスや米アラバマ州での一般道及び高速道路、そして地元ドイツではニュルブルクリンクをはじめとするレーシングトラックでも行なわれており、オールラウンドに高いパフォーマンスを発揮するX5の魅力は、次期型にもしっかりと受け継がれることが予想できる。
およそ20年前に誕生したX5は次期型で4代目を迎える。果たして次期X5はどのような進化を遂げて登場するのか。期待は高まるばかりである。