ニューモデル

復活のBMW 8シリーズ・クーペ詳報!

「M850i xDrive」と「840d xDrive」を発表

BMWは6月15日、新型「BMW8シリーズ・クーペ」を発表した。世界各国への市場導入予定は2018年11月からとなっている。

ボディサイズは全長4851×全幅1902×全高1346mmで、ホイールベースは2822mm。長いボンネットや低いスタンス、パワフルなイメージを与えたショルダーライン、そしてダブルバブル形状のルーフが特徴のスタリングは、スポーティでエレガント。前後のライトはシャープな造形で、ヘッドライト形状はこれまでのBMW車のどれよりも薄いという。

ドライバーオリエンテッドなコックピットを持つインテリアは、ダイナミックなドライビングエクスペリエンスを提供するモデルいふさわしい、スポーティでラグジュアリーな仕立て。各部に用いられたハイグレードな素材が高水準の質感を実現している。トランク容量は420L確保され、50対50の分割可倒式リアシートのアレンジで、その容量はさらに拡大可能だ。

まず発表されたグレードは「M850i xDrive」と「840d xDrive」の2グレード。M850i xDriveには530ps/750Nmを引き出す4.4リッターV8ツインターボエンジンを、840d xDriveには320ps/680Nmを発揮する3リッター直6ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは両エンジンともに8速ATのステップトロニックを組み合わせる。モデル名に「xDrive」が付くとおり、いずれも4輪を駆動する。0-100km/h加速タイムは、それぞれ3.7秒、4.9秒と発表された。

サスペンション形式はフロントがダブルウィッシュボーン、リアが5リンク。M850i xDriveにはアダプティブMサスペンションやリミテッドスリップディファレンシャル、インテグラルアクティブステアリングが採用され、ハンドリング性能や操縦安定性が追求されている。エンジンやトランスミッションなどの制御をコントロールする走行モードは、「コンフォート」、「エコ Pro」、「スポーツ」、「スポーツ+」が設定された。標準タイヤサイズはフロントが245/45R18、リアが275/40R18。

装備面では、パーキングアシスト機能やストップ&ゴー機能付きのアクティブクルーズコントロール、レーンコントロールアシストを含む各種運転支援機能、そして最新版のヘッドアップディスプレイや新世代版のコネクテッド機能などを採用。スマートフォンからエンジンの始動などが行なえる「BMWデジタル・キー」も導入されている。

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