エンジンは2.5リッター直4と3.6リッターV6の2機種
ゼネラル・モーターズは6月21日、シボレーのミドルサイズSUV「ブレイザー」の2019年モデルを発表した。本国アメリカでは、2019年初頭より発売する予定だ。
シボレーが、同ブランドのクロスオーバーモデルで最も大胆デザインを採用したと説明しているとおり、新型ブレイザーのスタリングはとても個性的だ。大きなフロントグリルとシャープなラインを持つフロントマスクや、キックアップしたラインを描くCピラーなどが、新型のスタリングを特長付けている。
インテリアは新世代シボレー車のテイストを感じさせるデザイン。インパネ中央の丸型のエアコンルーバーをディスプレイや各種操作ボタンの下にレイアウトする手法は、現行型カマロ・シリーズにも通ずる。
エンジンは、192ps/255Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒と、304ps/365Nmを引き出す3.6リッターV型6気筒の2種類を設定し、いずれも9速ATが組み合わされる。
装備面では、自動で温度調整する機能をもたせたステアリングホイールやフロントシートを採用したほか、車外にいてもリモコンキーの操作だけでウインドーが開けられるコンフォートオープンウインドーや電子ロック式のグローブボックス、さらにリアビューカメラの活用によってトレーラー牽引時に役立つヒッチガイダンスなど、利便性の高い装備が多岐にわたって用意されている。ワイヤレス充電にも対応しているほか、6カ所に設置されたUSBポートも新世代モデルらしい装備だ。
インフォテイメントシステムは、8インチカラータッチスクリーンを組み合わせる「シボレー・インフォテイメント3」を搭載。4G LTE Wi-Fiのデータ通信に対応しているほか、AppleのCarPlayやAndroid Autoとの互換性も備えている。