新たな高性能モデル「レッドアイ」が新登場
FCA(フィアット・クライスラー・オートミビルズ)は、ダッジ・チャレンジャーの2019年モデルを発表。ハイパフォーマンス版のSRTヘルキャット・シリーズのラインナップを刷新した。
SRTヘルキャットに新たに追加されたのは、ハイパフォーマンスバージョンとなる「SRTヘルキャット・レッドアイ」だ。6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンは797ps/959Nmを発揮。8速ATを組み合わせ、0-60マイル(約97km/h)加速を3.4秒でこなし、約327km/hの最高速を誇る加速性能が与えられた。なお、SRTヘルキャット・レッドアイには標準ボディのほか、ワイドボディ版も設定された(いずれのボディも最高速は同じ)。
エクステリアはボディのワイド化に加え、ふたつのエアインテークを設けたフロントフード「デュアル・シュノーケルフード」が大きな特徴となっている。
ちなみに昨年登場した「SRTデーモン」は840psを引き出すが、限定モデルだった。今回登場したレッドアイはカタログモデルとしてラインナップされている。
一方、これまでもラインナップされていたSRTヘルキャットは、717ps/889Nmを発揮し、こちらもに標準ボディとワイドボディを設定。最高速はそれぞれ約320km/h、313km/hをマークする。
チャレンジャーのスタンダードモデルとしては、485ps/644Nmを発する6.4リッターV8自然吸気エンジンを積む「R/Tスキャットパック」が設定されるが、ボディはSRTヘルキャット・シリーズにも採用したワイドボディをまとう。そのほか、R/TやGTはハイパフォーマンスサスペンションが新たに搭載されている。