フェラーリ50番目のオープンモデル
8月25日、フェラーリは歴代50番目のオープンモデルとなる「フェラーリ488ピスタ・スパイダー」を、カリフォルニア州モントレーで開催されたイベント「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」の場で発表した。
488ピスタ・スパイダーは、2018年3月のジュネーブ・ショーで披露されたクーペモデル、488ピスタのオープントップ版。488ピスタのベースは488GTBで、ミッドシップマウントされる3.9リッターのV8ツインターボエンジンは720ps/770Nmを発揮する。パワーウエイトレシオは1.92kg/psを誇る。ちなみにこのV8エンジンは、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーにおいて、2016〜2018年まで3年連続で栄冠に輝いている。
オープンモデルながらその実力はクーペモデルの488ピスタに劣らず、乾燥重量1380kgのボディを停止からわずか2.85秒で100km/hまで到達させ、340km/hの最高速をマークする。
折りたたみ式のメタルルーフを採用したエクステリアは、ダイヤモンド仕上げを施した星型10本スポークデザインのホイールが目を引く。ホイールはこのほかに、標準仕様より20%軽量なワンピースのカーボンファイバー仕様がオプションで用意される。
インテリアはカーボンファイバーとアルカンターラが多用され、専用デザインのカーペットやアルミ製ペダル&フットレストを採用。ドアハンドルはストラップタイプとしている。