2リッターターボにFR駆動の組み合わせ
BMWジャパンは、昨年発表した「6シリーズ グランツーリスモ」のラインナップに、「630iグランツーリスモ」を追加。全国の正規ディーラーで9月3日より販売を開始した。
消費税込みの車両本体価格は、「630iグランツーリスモ・ラグジュアリー」が868万円で「630iグランツーリスモⅯスポーツ」は898万円。なお、トップモデルの「640i xドライブ・グランツーリスモMスポーツ」は1116万円となっている。
6シリーズ・グランツーリスモは全長5105mm、全幅1900mm、全高1540mmというダイナミックなボディサイズに、クーペスタイルの流れるような美しいデザインを組み合わせたモデル。今回追加された630iグランツーリスモは、直列4気筒ツインパワー・ターボエンジンとリアのエアサスペンションを搭載。スポーティな走りと快適な乗り心地を実現している。
2リッターの排気量を持つこの直列4気筒ユニットは、効果的にアルミニウムを使用し熱力学的特性に基づいてデザインされた最新のBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用。それに高精度ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ制御システムのバルブトロニック、可変カムシャフト制御システムのダブルVANOSを組み合わせ、最高出力(ヨーロッパ計測値)は、190kW(258ps)、最大トルクは400Nm/1,550~4,400rpmを発揮。0~100km/h加速性能は6.3秒を実現している。
グレード構成では、スポーティなMスポーツに加え630iではラグジャリーが新たにラインナップ。キドニーグリルやウインドーモールディングはクローム仕立てとなり、丸型エキゾースト・パイプにより洗練された上質さが際立つスタイルに仕上げられた。
なお、ドライバーの快適な運転をサポートするヘッドアップディスプレイが、6シリーズ・グランツーリスモでは全車標準で装備される。