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今年のメディア4耐は 波瀾万丈のレースに……!?

第29回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

自動車専門誌の世界では、夏の終わりの恒例行事となったマツダ主催のメディア対抗4耐レースが筑波サーキットで開催された。

今年の本誌チームはスタッフをさらに増員し、ドライバー5人の万全な体制でレースに挑んだ。さて、その結果はいかに!?

決勝は大混乱を招く突然のゲリラ豪雨が……

29回目を迎えたマツダ主催の「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が開催された。会場はおなじみ茨城県の筑波サーキット。ここ数年は何度も優勝争いに絡みながらも、最後の最後でガス欠ストップとなり、今年も総ガソリン量は60Lで4時間を走り切る必要あり、テクニックとクレバーな戦略が求められる。

今年のドライバーは編集部シモエとカーズミートウェブ編集長ハギワラ。これにモータージャーナリストの島下泰久氏とロードスターレースで表彰台の常連であった北山 浩氏。そして元ラリードライバーでデジスパイス開発者の田口幸宏氏を加えた5人で4時間の耐久レースに挑んだ。予選は北山氏が担当。1分11秒867をマークし、27台中13番手だった。

午後16時にレースはスタート。スタートドライバーのハギワラが15分も走行しないうちにゲリラ豪雨に見舞われ、レースは赤旗断となってしまった。その約50分後に仕切り直して再スタートしたが、ウェット路面に足を取られダンロップコーナーを過ぎたところで大スピン、コースアウトしてスポンジバリアに接触してしまう。幸いクルマにダメージが少なかったので、そのまま周回を重ね帰還。第2ドライバーの島下氏は順調に周回を重ね、シモエにバトンタッチする。路面はドライだったので13〜14秒台で走行し、4番手の田口氏に交代。最終ドライバーの北山氏はヘビーウェットの中、全開でアタックしたものの、順位は19位と悔しい結果となった……。

フォト:小林俊樹/ル・ボラン2018年11月号より転載
下江 優太

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