インセンティブを支給
フォルクスワーゲンは10月18日、旧型ディーゼル車を所有するVWユーザーに買い替えを促すため、「ディーゼル・スワッピング・プログラム」を開始したと発表した。
ドイツ全土のVWディーゼル車ユーザーを対象にしたこのプログラムは、現在ではとくに環境負荷の高いユーロ１からユーロ4基準のディーゼル車のユーザーに対して、モデルによって1500〜8000ユーロ（約19万3000〜約103万円）のインセンティブ、いわゆる購入補助金が支給される。
さらに、大気汚染の著しいとされる14都市では、ユーロ4からユーロ5基準に適合するディーゼル車ユーザーに対して、現在所有している車両の下取り価格に加えて、500〜7000ユーロ（約6万4000〜約90万2000円）の交換プレミアム（代替支援金）が上乗せされる。
ちなみに、このプログラムは同じフォルクスワーゲングループに属するアウディでも展開することが発表されており、インセンティブはモデルによって3000〜1万ユーロ（約39万円〜約129万円）に設定。大気汚染の著しい14都市ではさらに、ユーロ4からユーロ5基準に適合するディーゼル車ユーザーに対して、最大で9000ユーロ（約116万円）の交換プレミアムが上乗せされる。
