搭載する2リッターターボは300psをマーク
フォルクスワーゲンのコンパクトSUV、「Tロック」に高性能な「R」モデルが設定される。現状日本には未導入だが、Tロックは「ティグアン」の弟分ともいうべき存在。フォルクスワーゲンのSUVというと、最近ではさらにコンパクトな「Tクロス」も発表済みだが、Tロックは2017末の発売以来、約半年で10万台を超える受注を獲得する人気車となっている。
そんなTロックに、満を持して追加されるのが高性能バージョンの「TロックR」だ。ニュルブルクリンクを果敢に攻める姿が捉えられたプロトタイプは、足回りをローダウン化。大型のコーナーエアインテークや左右2本出しのエキゾーストパイプ、さらには高性能なブレーキや大径ホイールを装着し、すでにスポーティな装いは十二分。テスト車から判断する限り、前後のトレッドもベース車よりも拡げられているようだ。
そのパワーユニットは、「ゴルフR」から移植された2リッター直列4気筒ターボという説が有力。最高出力は300psオーバーになるいう話だけに、刺激的な走りを披露してくれることは間違いのないところ。気になるワールドプレミア時期だが、いまのところ2019年3月のジュネーブ・モーターショーという説が有力。なお、TロックについてはこのRモデル以降もコンバーチブルの市販化が予定されている。