パワートレインにPHEVを採用
12月9日まで開催中のロサンゼルス・オートショー2018において、フォード・グループはフルモデルチェンジを受けた新型「リンカーン・アビエーター」を2020年モデルとして初公開した。
アビエーターは、リンカーンのフラッグシップSUVであるナビゲーターの下に位置する3列シートを備えたラグジャリーSUV。新型アビエーターはリンカーンの新世代デザイン言語が用いられ、全身で洗練されたラグジャリー性をアピールする。
リンカーンはこの新型アビエーターについて、リンカーン・ブランドのDNAのなかで最高の作で、エレガントで卓越したパフォーマンスと比類なき快適性を提供するモデルとして、今後の同ブランドの方向性を示すモデルになると発表している。
パワートレインでのトピックは、プラグインハイブリッドが初めて採用された点。3リッターV型6気筒ツインターボエンジンにモーターを組み合わせ、トータルで450ps/813Nmを発揮する。
上質なマテリアルが用いられたキャビンでは、「Revel Ultima 3Dオーディオシステム」の採用が特徴だ。これは28個のスピーカーを搭載することにより、車内がコンサートホールになったかのような臨場感溢れるサウンドが再現できるというものだ。各種警告音などにはオーケストラの演奏によるチャイムを採用するなど、こだわりのサウンド空間が演出されている。
そのほか、先進の運転支援機能や、スマートフォンとの接続によるエンジン始動といった遠隔操作など、直感的なドライビングエクスペリエンスを提供するモデルに仕上げられている。