「しぶんぎ座流星群」がモチーフ
BMWは1月3日、新型「BMW M850i xDrive」をベースに、同社のパーソナライゼーションプログラム部門であるBMWインディビデュアルが特別なモデルとして「BMWインディビデュアルM850iナイトスカイ」を製作したことを発表した。
このモデルは1月3日の深夜から4日の早朝にかけて見られた「しぶんぎ座流星群」にちなんだもので、流れ星をイメージした隕石模様がドアミラーカバーやフロントスプリッター、センターコンソールなど、内外装の随所に与えられているのが特徴。独特のルックスが演出されている。
ボディカラーはサンマリノブルーメタリックで、3層構造を採用。表面の3層目にはさまざまな顔料粒子サイズが含まれており、奥行き感のあるルックスを実現。インテリアではセンターコンソールにLED照明による星座が描かれ、エレガントなキャビン空間に彩りを添えている。
一方このモデルでは、3Dプリンターを使用して製造されたアルミ製の超軽量ブレーキキャリパーを採用している点も特色。従来の工法で製造されたブレーキキャリパーより最大で30%の軽量化を図ることが可能になり、バネ下重量の削減によって、ドライビングダイナミクスや乗り心地が一層高められている。
BMWインディビデュアルは発足から25年が経過。今回発表した「M850iナイトスカイ」によって、カスタマイズプログラムは新たな次元を切り拓いたとBMWでは説明している。