TSIハイラインとGTIの間を埋める「TSI Rライン」が登場
1月29日、フォルクスワーゲングループジャパンは、ポロのモデルラインナップに新世代エンジンの1.5TSIエボを日本初採用した新グレード「ポロTSI Rライン」を追加設定。同日より発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、2,980,000円である。
TSI Rラインに搭載する1.5TSIエボは、従来のEA211型TSIエンジンをベースに気筒休止機能のアクティブシリンダーマネジメントと効率的なコモンレール直噴技術を採用。1497ccの排気量を持つ直列4気筒ターボエンジンは150ps/250Nmを発揮、パワフルな走りを実現する。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSG。車両重量は1210kgで、JC08モード燃費は17.8km/Lと発表された。
このエンジンを搭載するTSI Rラインは、すでにラインナップされているTSIハイライン(95ps/175Nmの1リッター直列3気筒ターボ)と、高性能版であるGTI(200ps/320Nmの2リッター直列4気筒ターボ)の、ちょうど間を埋めるモデルに位置付けられる。
外観は、Rライン専用の前後バンパーやリヤスポイラー、サイドスカートのほか、専用の17インチ5スポークアルミホイール(タイヤサイズは215/45R17)やツインエキゾーストフィニッシャーを装着。ボディカラーはリーフブルーメタリック、エナジェティックオレンジメタリック、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの4色を設定。
インテリアはTSIハイラインと同様に、有償ボディカラーのリーフブルーメタリックまたはエナジェティックオレンジメタリック(いずれも3万2400円)を選択した場合、ダッシュパッドおよびセンターコンソールがボディ同色となるほか、シートファブリックにもボディ同色のラインが入る。
各種装備はTSIハイライン用に加えて、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」やスポーツサスペンション、「スポーツセレクト」シャシー付きスポーツパフォーマンスキット、パドルシフト、ドライビングプロファイル機能(ノーマル/エコ/スポーツ/カスタムの4モードから走行モードの選択が可能)が標準装備される。