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フォルクスワーゲンの「e-HAYAMACATION」が今年末まで延長

昨年の試乗は約500件

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は、2018年5月から11月末までの期間限定で実施していた神奈川県三浦郡葉山町とのコラボレーションプロジェクトである「e-HAYAMACATION」の延長実施を発表した。

e-HAYAMACATIONは、葉山町役場や町内各所の協力を得て合計6カ所の試乗発着ステーションにオリジナルデザインにラッピングされた電気自動車の「e-ゴルフ」を配車。住民および観光客に無料で利用できるプロジェクトとなっている。

実施期間は、2019年12月31日まで。発着ステーション設置場所は、葉山町役場/葉山マリーナ/湘南国際村センター/森戸海岸(Studio Route134)/湘南海辺不動産/“Studio Route134×THE HOUSE” &e-HAYAMACATIONコラボレーションカフェ。予約方法は、専用申込みウェブサイトより常時受け付けている。(https://e-hayamacation.jp/

ちなみに2018年の利用者は試乗総数約500件。その内訳だが、利用者は葉山町居住者が33%で葉山町以外は67%。性別は男性87%で女性13%。年齢は20代:17%、30代:10%、40代:37%、50代:26%、60代以上: 10%。利用目的は、e-Golf や電気自動車の試乗が64%で観光やドライブ目的が23%、その他13%だったという。

試乗後の利用者のコメントとしては、「e-ゴルフは静粛性が高く、加速性能にも優れ、快適で乗りやすい一方、 航続距離や充電(普通充電)時間に関しては改善の余地あり」というものや「e-ゴルフ(EV)の使い方を知りたい」という声も上がった。

プロジェクト自体、利用者には好評で「葉山町に合っている」、「2019年も続けてほしい」、「もっと長時間借りたい」という声も。充電ステーション設置者からは、「電気自動車=環境にやさしいといったイメージがあるので、葉山町のイメージが上がった」というコメントのほかに「町を走るe-ゴルフを見て”どうしたら乗れるのか?”という問い合わせも多かったのでe-HAYAMACATIONプロジェクトの認知をもっと高めていきたい」という声もあった。

2019年はこうした昨年の意見を参考に、VGJではより多くの人が利用できるようにe-HAYAMACATIONの紹介を兼ねたe-ゴルフの簡単な取り扱い説明動画「ハウトゥー・ドライブ」を製作。Web予約の際に見ることが可能となっている。また、万一の際に役立つドライブレコーダーを各車両に搭載、利用者が安心して試乗できる環境も整えられている。

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