特別な内外装の「ファーストエディション」
2月4日、BMWは「M850i xDriveクーペ」に世界400台の限定モデル「ファーストエディション」を設定したことを発表した。
M850i xDriveクーペは、2018年11月に日本でも発売された新型8シリーズの高性能モデル。エンジンは530ps/750Nmを発揮する4.4リッターV型8気筒ツインターボを搭載。8速スポーツAT「ステップトロニック」を介して4輪を駆動する。0-100km/h加速タイムは3.7秒をマークし、ピュアスポーツカーに匹敵するパフォーマンスを実現している。
ファーストエディションは、同社のパーソナライズプログラム「BMWインディビデュアル」によって内外装を特別仕立てとしているのが特徴だ。エクステリアではキドニーグリルやエアブリーザー、サイドウインドーフレーム、エキゾーストフィニッシャーがジェットブラックにペイントされているほか、Y字型スポークデザインの20インチホイールを装着。ボディカラーは、新開発されたフローズン・バルセロナブルー・メタリックとなる。
インテリアは、アイボリーホワイトとナイトブルーの2トーンカラーでエクステリアとコーディネイト。シートやドアパネルなどに高級なメリノレザーがふんだんに用いられるほか、アルカンターラ張りのルーフライナーを採用するなど、特別なモデルを主張する。インパネ中央のデコレーションパネルはピアノブラック仕上げで、「First Edition」の文字とともに限定モデルを示すシリアルナンバーが表示される。