日本では昨年から販売を開始
ホンダの航空機事業子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は、「ホンダジェット」の2018年暦年(1月~12月)におけるデリバリー数が37機となり、小型ジェット機カテゴリーにおいて2年連続で世界第1位を達成したことを発表した。
2018年は最新型「ホンダジェット・エリート」を発売するとともに、従来モデルの性能を向上させる「ホンダジェットAPMG(アドバンスド・パフォーマンス・モディフィケーション・グループ)パフォーマンスパッケージ」を発売。また、日本では12月に国土交通省より型式証明を取得し、初号機の引き渡しを行なっている。
HACIは、2015年のデリバリー開始からこれまでに100機を超えるホンダジェットをユーザーに届けてきた。また、日本を含めこれまでに9カ国の型式証明を取得しており、現在北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、そして日本で販売している。それにともない、機体の販売やサービスを実施するディーラー数の拡大にも取り組んでいる。
HACI取締役社長の藤野道格は、今回の業績に対し以下のようにコメントした。
「ホンダジェットが世界中のお客様に選ばれていることを大変うれしく思います。2年連続で世界最多デリバリーを達成できたことは、ホンダが最先端技術の開発と発展に邁進してきた証です。私たちは今後も、お客様の生活の可能性を拡げるために、さらなる努力をしていきます」