運航はガルーダ・インドネシア航空
三菱自動車のMPV、「エクスパンダー」を描いた特別塗装機の運航をガルーダ・インドネシア航空が開始した。三菱自動車とガルーダ・インドネシア航空は、ユーザーや乗客に快適さ、機能性、そして最高のサービスを提供する共通理念を持っており、インドネシアにおける経済発展への貢献に向け一層の協力関係強化を検討するという。
ガルーダ・インドネシア航空のイ・グスティ・ングラ・アスカラ・ダナディプトラ社長兼CEOは、以下のようにコメントしている。
「当社はインドネシアのナショナルフラッグキャリアとして強固なブランド力を有しています。一方、エクスパンダーは評価が非常に高いMPVです。エクスパンダーを描いた機体を運航することは、両社に付加価値をもたらします。今後は新たなフリートプログラムやブランディングプロジェクトなどを通じて、協力関係をさらに強化していきたいです」
一方、三菱車をインドネシアで販売するミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・セールス・インドネシアの中村直哉社長のコメントは以下の通り。
「インドネシアを代表する航空会社の機体に描かれることを誇りに思います。三菱ブランドを認めていただいたことで、社員の喜びは非常に大きいものがあります。引き続き、お客様に愛されるよう商品力向上に努めていきます」
エクスパンダーは快適性と耐久性、信頼性を兼ね備えた7人乗りの小型MPV。2017年8月に販売が開始され、アセアンを中心に2018年末までに約10万台を売り上げた人気モデルで、インドネシアの小型MPVセグメントでのシェアは44%以上に達している。なお、機体の運航に先立ち三菱自動車は昨年12月、ガルーダ・インドネシア航空が購入した401台のエクスパンダーを納入している。