新型Gクラスの走破性を体験試乗できる施設
ダイムラーはこのほど、オーストリア・グラーツに「メルセデス・ベンツGクラス・エクスペリエンス・センター」を2019年末までにオープンする計画を明らかにし、2月下旬に起工式が行なわれた。
グラーツから南に約15kmの位置にあるカルスドルフの飛行場跡地約10万平方mに開設されるこの施設は、カスタマーやファンが新型メルセデス・ベンツGクラスのオンロードおよびオフロード性能を体験できる場所となる。ちなみにこの新施設は、1979年からGクラスを製造しているマグナ・シュタイア社の組み立て工場からクルマで約20分のところにある。
施設はオンロードおよびオフロードのテストコースに加えて、レセプションエリアとプレゼンテーションエリアで構成。オンロードコースはスラロームやブレーキングの練習が可能。一方、オフロードは最大100%の勾配を含めたタフな設計で、人工コースのほか、自然を利用したセクションも設けられるという。