最新のルノースポール・エンジンを搭載か?
日本には正式導入されていないが、「ルノー・エスパス」といえば乗用車テイストのヨーロピアン・ミニバンの始祖的な存在。1984年にデビューした初代から3代目まではマトラとの共同開発で生み出され、ミニバンである以前にプレミアムな作りでも知られていたが、そんなエスパスの新型がカメラに捉えられた。
北欧でキャッチされた開発車両は、ボディ前後がカモフラージュ。現行型から大きく変わるのはヘッドライト、フロントグリル、コーナーエアインテークを含むバンパー、テールライトのグラフィックやバンパーあたりだがエクステリアは全体にリフレッシュされる模様だ。
情報によれば、パワーユニットにも手が入る模様。現行モデルには225㎰を発揮するルノースポール製1.8L 4気筒ガソリンの「TCe225」が搭載されており、これは「アルピーヌA110」に搭載されているユニットのデチューン版という位置づけになるが新型ではスペックの向上が図られているようだ。また、ディーゼルについては160psと200psを発揮する2Lの新開発ユニットが新設定される予定という。さらに今回はインターフェイスを筆頭とするソフトウェアのアップデートも実施されるほか、足回りも改良が施されるとのこと。そのワールドプレミアは、2019年内という説が有力だ。