04【走る】
生きた化石が作る並木道
メタセコイア並木(めたせこいあなみき)
琵琶湖北岸、マキノ町郊外にあるうつくしい並木道。メタセコイアの木々の間を約2.4kmの道がまっすぐに延びていく。メタセコイアはスギ科の針葉樹で、国内では化石でしか見られなかった植物。その現生種が第二次大戦中に中国奥地で発見され、戦後、日本各地で植樹された。いわば生きた化石の並木道。
●県道287号・小荒路牧野沢線&町道沢牧野線/高島市マキノ町蛭口-牧野/0740- 27-1811(マキノピックランド)
05【食べる】
伝統の田舎そばを味わう
くつきそば永昌庵(くつきそばえいしょうあん)
鯖街道を行き来する人でにぎわった旧・朽木村。手打ちそばの店、永昌庵はかつての宿場町があった中心街から3kmほど南にある。ほんのり甘い太めの麺はしっかりした味のつゆと相性が抜群で、素朴な田舎そばを堪能できる。ざる(700円)のほか、濃厚な鴨肉の風味を楽しめるかもざる(1,400円)も人気。
●11:00-17:00(売り切れ次第終了)/日祝定休/高島市朽木大野178-5/0740-38-3233
アクセスガイド
【電車、バス】JRで小浜をめざすときは、北陸本線・敦賀駅で乗り換え、そこから小浜線で約70分。京都や大阪方面からなら、JR湖西線の近江今津駅からバス(所要時間40分)の方が早い。美山かやぶきの里へは京都駅などから路線バスがあるほか、JR園部駅から美山周遊バスも出ている。
【クルマ】鯖街道の北の玄関口、京都河原町から国道367号/303号/27号で北上していくと、若狭湾に面した小浜までは73.5km。国道162号・周山街道をゆくと、京都-小浜間は90kmあまりの道のり。これら鯖街道を東西に結ぶ国道477号(花脊峠越え)や県道38号(佐々里峠越え)はかなり険しい山道となる。
【観光情報】若狭おばま観光案内所0770-52-2082/びわ湖高島観光協会0740-33-7101/びわ湖大津観光協会077-528-2772/南丹市商工観光課0771-68-0050/京都市観光協会075-752-0227
福井県小浜市の御菓子処 「伊勢屋」の名物「元祖くずまんじゅう」はまさに夏の風物詩。