旅&ドライブ

西吾妻山の稜線まで九十九折りを駆け上る(山形県/福島県・白布峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】

白布峠3Dマップ

◎所在地:福島県北塩原村/山形県米沢市◎ルート:県道2号米沢猪苗代線◎標高:1410m◎区間距離:17.2km◎高低差:600m◎冬季閉鎖:11月中旬-4月下旬

【A】上杉神社(うえすぎじんじゃ)

戦国武将、上杉謙信を祀る
『風林火山』で知られる戦国武将、上杉謙信公を祭神として米沢城跡に建立された神社。周囲は市民の憩いの場になっていて、名君として名高い上杉鷹山公を祀る松岬神社なども隣接。●6:00-17:00(冬季は7:00-)/米沢市丸の内1-4-13/0238-22-3189

【B】なでら

古民家で味わう米沢そば
米沢市街の南、なでら山の麓は昔からそば栽培が盛んなエリア。自慢の「なでらそば(梅:普通盛り630円、松:特大盛り1,050円)」は噛めば噛むほど口中にそばの香りが広がる一品。●11:00-15:00/火曜定休/米沢市笹野本町211/0238-38-4636

【C】湯滝の宿 西屋(ゆたきのやどにしや)

いまや貴重な茅葺きの湯宿
奥羽三高湯のひとつとして700年の歴史を持つ白布温泉。この西屋は湯治場としての伝統も感じさせる茅葺きの湯宿で、浴場には樋で導かれた源泉が滝のように惜しげもなく注がれている。●1泊2食付12,000円から(税別)/米沢市大字関1527/0238-55-2480

山形名物の芋煮鍋のほか、イワナの塩焼きや和牛の陶板焼きなど、山の幸をたっぷり味わえる西屋の夕食。

そば処なでらの人気のメニューのひとつが“かいもち(写真は半人前320円)”。そばがきの一種で、ごまだれと納豆だれでいただく。

樋で引かれた源泉(湯温調整のため最低限の加水)が頭上から滝のように注ぎ込まれる西屋の浴場。何とも贅沢な温泉である。

【D】奥裏磐梯らぁめんや(おくうらばんだいらあめんや)

山塩ラーメンに舌鼓を打つ
会津米沢街道桧原歴史館に併設されている食事処。人気の会津山塩ラーメン(700円/写真はチャーシューメン大盛り、1,150円)は、大塩裏磐梯温泉で産する天然の山塩を使用。●10:00-15:00/火曜定休/北塩原村大字桧原字苧畑沢1034-19/0241-34-2200

【E】こたかもりオートキャンプ場(こたかもりおーときゃんぷじょう)

美しい湖畔のキャンプ場
桧原湖のほとり、湖水の向こうには磐梯山という抜群のロケーションにあるキャンプ場。広い敷地の中にはバンガローのほかプチホテルなども併設。●基本料金(持込テント1張+2名)3,000円/通年営業/北塩原村大字桧原字曽原山1096/0241-32-2334

アクセスガイド

東北道・浦和ICから磐越道・猪苗代磐梯高原ICまでは約240km/2時間半ほど。インターから白布峠の南麓、桧原湖北岸までは国道115号/459号などを通って約25km。道が混雑していなければ1時間足らずで行ける。桧原湖エリアから磐梯吾妻スカイラインの南側起点・土湯峠までは磐梯吾妻レークライン(県道70号)を抜けて約37km。

 

掲載データなどは2016年7月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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