中国市場向けの都市型スモールSUV
ルノーは4月25日まで開催中の上海モーターショー2019において、EVパワートレインを搭載した中国市場向けのスモールSUV「ルノー・シティK-ZE」を初公開した。
ルノーは、このモデルでEVのAセグメントに初めて参入する。ホイールベースは2423mm、最低地上高は150mmで、荷室容量は300Lを確保。ボディフォルムは典型的なSUVのそれだ。
EVパワートレインをはじめとする車両の詳細は明らかにされていないが、バッテリーは急速充電の場合、80%までを50分で完了。一般的な充電施設の利用の場合は、100%まで4時間となる。
インテリアでは8インチのタッチスクリーンを搭載したほか、スマートフォンのアプリを介してリモートコントロールにアクセスすることができるなど、ユーザビリティを高めている。
なお同ショーでルノーは、2022年までに中国で9台のモデルを現地生産し、そのうち3台はEVになることを明らかにしている。