コレツィオーネに日本での本格販売を開始したプルタミナのオイルが!?
コレツィオーネと言えば、その筋の趣味人には知られた東京世田谷にあるイタリア車・フランス車のショップ。
1968年式マセラティ・ギブリが展示販売されていましたが、モノも価格もさすがでした。さすがと思いながらブースをぐるっと見回したとき、プルタミナのロゴが目の端に入ったような気がしたのでそちらを見ると、そこにはプルタミナのオイルが!
プルタミナと言えば、1957年創業のインドネシア国営石油会社で、各国自動車メーカーへのOEM供給の他、ランボルギーニ・スーパートロフェオシリーズのテクニカルパートナーを務める会社。インドネシアと日本が国交を樹立した60年前から日本に出先があったそうですが、今般いよいよコレツィオーネを通じて市販を開始するとのこと。
一方、Audi Hitotsuyama Racingのテクニカルパートナーにもなり、Super GT 300クラスのR8 LMS、今年から始まるTCR JAPANに参戦のRS3 LMSに使用される予定だそうです。
「ベースオイルを仕入れて加工しているだけのメーカーが多い中、プルタミナは原油からの一貫生産を行っているためアドバンテージがあります」
とは、輸入元の弁。
まさか日本でプルタミナのロゴを目にする日がこようとは。トップのFASTRON(ファストロン)だけでなくベーシック場MESRAN SUPER(メスランスーパー)もあるのが嬉しい。後ろに見えるのはコレツィオーネの1968年製マセラティ・ギブリ2480万円。
クラシックポルシェに電動エアコンを
KOASPEED製電動クーラーフルキット。
筆者もポルシェ911(930)に乗っていたときにはクーラーがたいして効かなかったので夏場は常に汗だくになっていたことが思い出されます。
KOASPEEDが販売する1970年製ポルシェ911Tの価格は3800万円!
このクーラーの特徴は12V電動式だということ。オルタネーターの容量アップは必要なためパワーロスはゼロではありませんが、その分の1HP未満のエンジン出力を使うだけで済むとのこと。対応している1965年から1989年までのポルシェのオーナーには朗報ではないでしょうか。ただし、価格は901,000円なので、その点が朗報かどうかは……。
ドイツ人が大好きだというアースカラーの茶と緑にリペイントされている。しかしこれはかなり日本的な色でもあると思う。そんなイメージのブース。