タイヤのウェット性能が勝負の行方に影響!?
テスト対決の結果としてはCX-5が勝利した。しかし、ドライ路面ならCX-5と変わらない性能を発揮することもまた、明らかになったのは事実。3008は、ウインターまでを意識したオールシーズンタイヤを標準装着するが、ウェット性能は期待したほどではなく、ABSの制御を含めてそれが影響を及ぼしたようだ。
CX-5はGベクタリングを搭載するが、どのような状況下で、どのように働いているのかわかりにくいものの、漢方薬のように、運動性能全体にじわりと効いているのだろう。CX-5はシャシーも大きく進化を遂げ、それがテスト結果にも表れた。
RESULT
プジョーを凌駕! 欧州車の高い壁を乗り越えたCX-5
●マツダ・CX-5XD 2WD L:17.5/20点
●プジョー・3008 GT Blue Hdi:16/20点