ニューモデル

新型「ポルシェ911スピードスター」の市販バージョンがデビュー!

356スピードスターの第1号車が生産された年にちなみ1948台限定で発売

5月7日、ポルシェはパリモーターショー2018でコンセプトモデルを披露した「911スピードスター」の量産モデル生産を開始すると発表した。

コンセプトモデルは、2018年6月に同社の創業70周年を記念して発表された。発表時に市販車の生産台数を1948台に限定する計画が発表されたが、予定どおりこの911スピードスターは1948台が作られる。1948という数字は1948年6月に「356ロードスター」の最初の1台が登録されたことに由来している。

オープン2シーターのスタイルをもつ911スピードスターには、最高出力510ps/8400rpm、最大トルク470Nm/6250rpmを発揮する4L水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載。エンジンの最高回転数は9000rpmで、以前の「911GT3」用と比べると、ふたつのガソリンパティキュレートフィルターを装備したことで欧州排出ガス基準の「ユーロ6d」に準拠している点が特徴だ。

トランスミッションはスポーツタイプの6速MT。オートブリッピング機能が備わっており、変速時におけるエンジン回転数を自動的に補正してくれるので、スムーズなシフトダウンが可能だ。この6速MTを介してエンジンの駆動力は後輪に伝達され、車重1465kgのボディを停止から4.0秒で100km/hに到達させ、310km/hの最高速をマークする性能が実現されている。

シャシー面では、911 GT3や「911R」で採用されているリヤアクスルステアリングやダイナミックエンジンマウントを採用。ポルシェトルクベクタリング(PTV)やポルシェスタビリティマネジメント(PSM)、スポーツチューニング機能付きのポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステム(PASM)も搭載され、スピードスターという名のGTモデルにふさわしいパフォーマンスを披露する。

外観では、シート後方のダブルバブル形状のカーボンコンポジット製ボンネットパネルが特徴的。カーボンコンポジットはリヤウイングにも用いられ、ボディの軽量化や低重心化に寄与している。フロントスポイラーはこのモデル専用となる完全新開発のパーツだ。

ホイールはセンターロック式の20インチ鍛造アロイで、セラミックディスクを組み合わせるポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)が装着される。

オプションで設定される「ヘリテージデザインパッケージ」も注目だ。このモデルは356スピードスターが生産されていた1950〜1960年代の古典的なテイストを再解釈した仕上げが特徴で、フロントの一部をホワイトにしたシルバーメタリックのボディに、ブラックとコニャックのインテリアカラースキームを組み合わせ、エンブレムなどの一部ディテールにゴールドがあしらわれている。フロントフードどドアには2桁ゼッケンが入れられ、その数字はオーナーが任意に決定できる。

911スピードスターの欧州市場での価格は26万9274ユーロ(約3335万円)からで、オプションのヘリテージデザインパッケージは2万1634.20ユーロ(約268万円)である。

また、この911スピードスターに合わせてポルシェデザインが手がける特別製クロノグラフ「911スピードスタークロノグラフ」と「911スピードスターヘリテージデザインクロノグラフ」も発売。911スピードスターをオーダーしたカスタマーだけが注文できるウォッチで、2019年5月から世界中のポルシェセンターで購入可能。欧州での販売価格は9950ユーロ(約123万円)となっている。

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