前後バンパーのデザインを一新。オフロードテイストを高めたスタイルも設定
6月8日、ダイムラーはフェイスリフトを受けた新型「メルセデス・ベンツGLC/GLCクーペ」を発表した。
外観は前後のバンパーに加えてLEDのリヤコンビネーションランプのデザインを一新。GLCにはツインルーバーデザインのフロントグリルを含むオフローダースタイルと、ダイヤモンドグリルを装着するAMGラインの2種類のスタイルが設定された。AMG仕様は縦基調の線が入る専用グリルや専用デザインバンパーを装着し、高性能モデルであることを主張する。
インテリアではMBUXに対応する高品質ディスプレイを採用したほか、新デザインの多機能ステアリングホイールの採用が目を引く。
メルセデスAMG GLC63 S 4マチック+
パワートレインには、メルセデスの最新ユニットを搭載。ガソリンエンジンは、48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッド仕様となった。一方、ディーゼルエンジンは欧州で2020年1月1日から全機種に義務付けられる排出ガス基準「ユーロ6d」に適合している。
サスペンションでは、新たに減衰力が調整可能な機械式サスペンションの「ダイナミック・ボディ・コントロール」を設定。従来から設定のあるエアサスペンションの「エア・ボディ・コントロール」はグレードによって引き続き設定されている。
メルセデスAMG GLC63 S 4マチック+クーペ
運転支援システムは現行Sクラスと同等レベルの機能を採用。特定の状況下では、半自動運転を可能にしている点も最新モデルらしい。