搭載する2Lターボの最高出力は「Sモデル」で421㎰に
メルセデス・ベンツの4ドアクーペ、「CLA」に設定されるハイパフォーマンスモデルの新型「メルセデスAMG CLA45」が、ほぼフルヌードの状態でニュルブルクリンクを舞台にした高速テストを開始した。
捉えられた開発車輌では、ついに最強メルセデスの証である「パナメリカーナ・グリル」が露出。さらにこれまでカモフラージュされていたヘッドライトのアウトライン、ワイドなベンチレーションを備えるバンパーデザイン、リップスポイラーなどが確認できるほか、リヤエンドは新型CLAと同様のテールライトやトランクリッドスポイラー、強力なダウンフォースを生むアグレッシブなディフューザー、クワッドのエキゾーストパイプなども露出している。
最新情報では注目のパワーユニットも明らかになった。8速DCTと組み合わされる2L直列4気筒ターボは、最高出力383psを発揮。より高性能な「Sモデル」では最高出力が実に421psにまで高められているという。シャシーの制御系についてはドリフトモードを搭載、駆動方式は4WDの「4マチック」システムがスタンダードになる。そのワールドプレミアは最速で2019年内、遅くとも2020年前半と予想されている。