モータースポーツ

キャンプやBBQをしながら楽しくレース観戦できる!「富士 SUPER TEC 24時間レース」の魅力とは?

初めてキャンプ泊する人向けの施設も

一般的にレースの観戦戦は自由席や指定席、グループシートのほか、パドックパスやラウンジパスなどの種類があるのですが、富士24時間レースでは驚くことに「キャンプヴィレッジパッケージ」なるものが販売されています。これはダンロップコーナーのイン側、P16にテントヴィレッジがあり、そこに泊まれるというキャンプ初心者向けのプランなんですね。しかも面白いことに使用したテントは持ち帰るというシステム。駐車場にテントが整列している光景は壮観な感じもしますが、寝袋やランタンもセットでついてくるプランもあって、まさに手ぶらでキャンプ(帰りは違いますが)です。料金はコールマンのセットが30,500(観戦券なし)~69,500円(観戦料込み)、そしてスノーピークのセットが81,000(観戦券なし)~258,000円(観戦料込み)。テントはすでに立ててあるのですぐに利用することができてとても便利なのですが、レース後は自分たちでテントを畳まなければならなく、やりかたがわからない方はスタッフに手伝ってもらってました。

 

またP16には手ぶらでBBQができるエリアもあり、ここでは4,000円で90分食べ放題&飲み放題(事前予約の場合、当日予約だと4,500円)で肉や野菜、ビールやサワーが付いてきます。肉はソーセージから牛や豚が数種類、焼きおにぎりやピーマン、ネギ、アスパラなど豊富。土曜日は事前予約で満席だったので、日曜日のランチで利用してみました。近くにはSPORT AUHORITYが出店していて、キャンプ用品などを販売しています。

ダンロップコーナー側にはTOYOTA GAZOO Racingが「TGRカフェ」をオープン。焙煎コーヒーの無料サービスやワークショップを行っていました。その隣には竹あかりのワークショップが。こちらは一節の竹に穴を空け、内側から明かりを灯す幻想的な「竹あかり」の製作を体験できるコーナーです。 夜にはアウトドアラウンジにもなり、ワインバーや地元御殿場のピザ屋さん「ほらあな」が出店していました。

土曜日の夜はヘアピンの芝生エリアでBBQを楽しみました。20時過ぎには花火も上がり、雰囲気を盛り上げてくれます。またグランドスタンド裏では一夜限りの野外映画館「ねぶくろシネマ Supported by TOYOTA」を開催。こちらは芝生に寝ころびながら(もしくは寝袋に入りながら)映画を鑑賞するイベントで、今回上映したのはスティーブン・スピルバーグが監督の2018年に公開された「レディ・プレイヤー1」でした。

スーパー耐久では昨年から、F1でもお馴染みのイタリアのタイヤメーカーであるピレリがワンメイク供給しています。50台のマシンが24時間走行するわけですから、タイヤ交換の回数もかなりのもの。そのためパドックには、タイヤの組み換えを行うための広大なスペースがとられていました。今回は雨に降られなかったのでレインタイヤは使用してませんが、もしレース中に天候が悪化してレインタイヤを使用することになったら大忙しになることでしょう(もちろんチームは事前にレインタイヤを用意していますが)。もちろん彼らも24時間闘い続けているわけですね。グランドスタンド裏に設けられたブースではアンケートに答えるとピレリグッズをもらえるキャンペーンも実施していました。

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