カー・マガジン編集部員がこれは! と思った趣味グルマを紹介する『100万円でドロ沼に陥る!? 』。今回はルノー21ターボ。良好な個体は、いつの間にやら少なくなっているようで。
ファミリーも満足の刺激的なターボセダン
今回紹介するルノー21ターボを見つけたショップは、東京都立川市にある『アルファステーション』。その名前から想像するに、下取りでたまたま入ったクルマ? と思われるかもしれない。しかし事実は異なり、同店ではイタリア車だけでなくフランス車も積極的に仕入れているそうで、シトロエンCXやアルピーヌA310、プジョー505といったモデルも多数ストックしている。ショップの方に話をきいたところ、オリジナルで良好なコンディションを持っている個体は積極的に仕入れているのだとか。
たしかに取材した車両は、ホイールこそスピードライン製に変更されているが、それ以外はオリジナルを保っており内外装ともに美しい。生産終了となった1993年から早くも20年以上が経過しているため、クリアが剥がれてボディはカサカサ、なんて個体をよく見るが取材車にはそんな言葉はあてはまらない。