イベント

ドラテク向上とともにVWの安全思想も学べる“GTI Driving Experience”が西日本で初開催

昨年、岡山国際サーキットの周辺地域で発生した豪雨被害の影響を考慮し、開催中止となったVWオーナー向けサーキットドライビング講習会が、去る7月13日に実施された。西日本地区では初めての開催となったこともあり、九州から自走で参加したオーナーもたくさん見受けられた。

ベーシッククラスの参加者も自車でサーキットを走行

座学と実践で、安全運転の重要性とサーキットドライビングの基本を学んだ今回の講習会では、まず、講師からフォルクスワーゲンの安全思想や最新の安全性能などについてのレクチャーを受けた後、参加者たちが岡山国際サーキットに自車でコースイン。実際に走行し、ブレーキング時やハンドリング時に生じるクルマの挙動を体感して、安全運転との関連性を習得するというプログラムが組まれた。

ベーシッククラス1に31台、ベーシッククラス2に33台、アドバンスクラスに25台がエントリー。最後に全車でのパレードランも満喫。

現在、フォルクスワーゲンは、オールイン・セーフティという安全思想のもとで独自のクルマ造りを進めている。これはクルマが直面するあらゆるシーンを徹底的に考え抜き、事故が起きないように予防する、万一の時のダメージを可能な限り軽減する、二次被害の防止までをトータルに実現する、という3つのステップで危機を回避するという理念だ。

それらのクルマ側で安全のために実践できることに加え、フォルクスワーゲンではドライバー側が加害者にならないためにやるべきことの重要性も感じており、事故を減らすためには安全サポートだけに止まらず、運転者の意識改革も必要であると考えているので、今回のようなサーキットドライビング講習会を実施している。まだ参加したことがない方は、次回の開催日程を要チェックだ。

豪華な講師陣&ドライバー

フォルクスワーゲングループジャパン広報部長の藤井郁乃さんは「誰もが安心して楽しく乗れるクルマを提供するのがブランドのポリシー。それは電動になっても同じ」とコメント。

フォルクスワーゲンAG認定トレーナーの金子陽一講師は「VWの原点はポルシェ博士が提案したビートルで、そこに宿っていた安全思想が現行車にも継承されている」とレクチャーした。

レーシングドライバーの吉田広樹さん、坂本祐也さん、モータージャーナリストの齋藤慎輔さん、橋本洋平さん、Daytona編集長の永田郷、Tipo編集長の佐藤考洋が講師を務めた。

走行会形式の講習

サーキット走行初心者を対象としたベーシッククラスは、先導車付きの走行トレーニングを2回行ない、最後にフリー走行を実施して、安全かつ円滑な走行と運転技術の習得を目指した。サーキット走行熟練経験者を対象としたアドバンスクラスは、先導車付きの慣熟走行後、走行タイム計測器付きでのフリー走行を存分に楽しんだ。

両クラスともサーキット走行後に講師による座学講習があり、交通安全や事故防止への意識をより強めつつ、ドライビングプレジャーについても再確認することができた。

人気のサーキットタクシー

サーキットタクシー(助手席での同乗走行)を堪能した長谷川さんは、ポロでエントリーした父の同伴者として講習会に参加。「コーナーで縦横方向のGが凄くかかることが分かった」と、冷静にコメントしてくれた。

参加者の声

COXの18インチホイールとゴルフRパフォーマンスのブレーキを装備したゴルフRでエントリーした洲脇健さん。今回のようなイベントには初参加で、サーキット走行を堪能。

けーすけさんは、ゴルフGTI Pirelliというサンフラワー色の限定車で参加。25年前にF1を観戦した岡山国際サーキットを走れるので、出走前から興奮していたそうだ。

up!GTIでアドバンスクラスに参加したアサクラ ミツルさんは、講習会の類いに10回以上エントリーしている大ベテラン。up!GTIで岡山は初めてだったので、その可能性を探った。

CCJ横濱ファクトリーさんは、ロールケージ、レカロシート、ワンオフマフラー、車高調などを装備したレーシーなルポGTIで参加。今回が2回目のサーキット走行だった。

アサクラさんの友人であるヤマさんはゴルフGTIで参加。現在の愛車は、通勤、雪山への遠征、サーキット走行に使っているそうで、以前は元アサクラ号のポロGTIを愛用。

奥さま、愛息(7歳)、愛娘(5歳)同伴で九州からやってきた加賀靖啓さんはザ・ビートルでエントリー。講習会に初めて参加し、ザ・ビートルの走りやすさを再確認できたという。

お問い合わせ=フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン0120-993-199

 

フォト=山本佳吾/K.Yamamoto 佐藤亮太/R.Sato ル・ボラン2019年8月号より転載

AUTHOR

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事
注目の記事

RANKING