GALLERIA AUTO MOBILIA

ル・マンでの活躍が記憶に残る、その秀逸なロゴとキャラクターデザインで人気が高い「マーシャル」のロゴマーク【GALLERIA AUTO MOBILIA】#018

様々な断片から自動車史の広大な世界を菅見するこのコーナー。今回は今もなお、その秀逸なロゴとキャラクターデザインで人気が高い、『マーシャル』が世界の頂点に立った時代を振り返ってみたい。

ル・マンの夜に輝いたマーシャル

1923年創業のマーシャルはシビエよりも遅れて出発した挑戦者だった。1960年代の半ばに突然、自動車産業とモータースポーツの世界に挑戦を始めたマトラと結びつき、実績をあげると同時にブランド・イメージも高めていった。

ル・マン24時間レースのアルバムを見ていると、1967年まではほとんどの車両が、スポンサーのステッカーなどは貼っていない。だが、1966年から初参加したマトラと1963年から本格的に参戦を始めたアルピーヌだけが、ともに1966年からヘッドライトなどで馴染み深い『マーシャル』などのステッカーを控えめに貼っていることに気がついた。

『モトゥール』は歴史のある自動車雑誌だが、この頃はレースとスポーツカーの記事がページの大半を占めていた。表紙には毎号必ずマーシャルのマスコットが愛嬌を振りまいていた。

1967年にジョン・ワイヤーはガルフ石油をスポンサーとしてGT40の発展型ミラージュを走らせたが、その時にはガルフのロゴは付けていなかった。しかし翌1968年、ジョン・ワイヤーのフォードGT40には堂々とガルフのロゴマークが付けられたように、その年からは各車とも、さまざまなスポンサーのロゴマークを貼り付けるようになっている。

マーシャルはあらゆる電装品に関与した。白地に赤字のマーシャルのロゴが描かれているのは、やはり素敵だ。

Photo:横澤靖宏/カーマガジン470号(2017年8月号)より転載

AUTHOR

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事
注目の記事

RANKING