5.6秒の0-100km/h加速を実現した「xDrive45e」が登場
8月29日、BMWは新型X5にプラグイン・ハイブリッドモデル「X5 xDrive45e」を設定したことを発表した。
BMWの第2世代のプラグイン・ハイブリッドモデルとなるX5 xDrive45eは、電気駆動による楽しさや経済性に、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)としての典型的な汎用性を兼ね備えている。
X5 xDrive45eには、282ps/450Nmを発揮する3L直列6気筒ターボエンジンと、111ps/265Nmのモータ—が搭載され、システム総合で389ps/600Nmを引き出す。
このパワーユニットに最新世代の8速AT(ステップトロニック)と、BMWのインテリジェント4WDシステム「xDrive」を組み合わせ、5.6秒の0-100km/h加速、235km/hの最高速をマーク。ハイブリッドモデルとしては高水準の加速性能が与えられた一方で、最高52.6km/Lのハイブリッド燃費(WLTPモード)を実現している。
リチウムイオンバッテリーの総電力量は24.0kWhで、EVモード走行時における航続距離は最大87km(WLTPモード)、最高速は135km/hだ。
ハイブリッドパワートレイン搭載によって、荷室容量は純エンジン車より150L少なくなるが500Lが確保され、後席シートバックを倒した最大時には1720Lに広げられる。ちなみに燃料タンク容量は69Lあるので、長距離ドライブでも心配はない。
新世代のプラグイン・ハイブリッドを搭載したX5 xDrive45eは、オン/オフロードを問わず卓越したパフォーマンスを、優れた燃費・環境性能とともに実現。日本へも早期の導入を期待したいところだ。