45台の「リーフ」が最短で15分、170円から利用可能に
カーシェアリングサービスである「NISSAN e-シェアモビ」の「日産リーフ」が、東京都の「レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV(ゼロ・エミッション・ビークル、EVやFCVなどの排ガスを出さないクルマの意味)導入促進事業」の導入EVに採択(全60台中の45台)。それを受け、9月20日より東京都内のステーションでは順次稼働を開始している。
この事業は、レンタカーやカーシェアリングにおいて都民が手頃な料金でZEVを利用できるよう、東京都と事業者が共同事業を実施。ZEVの利用機会を創出する目的で行なわれている。日産は、今年8月に東京都の公募でEV45台を配備・運用するカーシェアリング事業者として採択された。昨年1月にスタートした「NISSAN e-シェアモビ」は、日産のEVとe-POWERのみを使ったカーシェアリングサービス。EVならではのドライビングの楽しさと快適さを体験できる電動化技術と、先進運転支援技術や自動駐車機能などの知能化技術が体感できる。
サービス開始以降、免許証がそのままIDカードとなり15分単位から利用できることや利用時の距離料金が追加発生しないこと、さらには毎日清掃が実施されていることなどが利用者に高く評価されているという。
利用料金は、ベーシックプラン(月額1,000円)の場合で15分のショート利用が170円、6時間パックが3,000円、12時間パックが6,000円、24時間パックが7,700円。一方、月額無料プランではショート利用が同じく170円、6時間パックが3,500円、12時間パックが6,500円、24時間パックが8,200円となっている。そのほか、夕方から夜間の利用に便利なパック料金も用意されている。
「レンタカー・カーシェアリングにおけるZEV導入促進事業」における日産のサービス概要
拠点:東京都内45ステーション
車種:EV(電気自動車)「日産リーフ」
台数:45台
サービス提供予定期間:2019年9月~2021年3月