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FCAジャパンが、好みのホイールと冬用タイヤをチョイスできるコンフィギュレーターをスタート！

これからの冬支度に向けて非常に便利なシステム

そろそろ愛車の冬支度を始めようかというこの時期、真っ先に用意したいのが冬用タイヤ＆ホイールだろう。そんなとき便利なのがFCAジャパンが導入したこの「WINTER WHEEL & TIRE CONFIGURATOR」だ。こちらは好みの組み合わせでホイールと冬用タイヤをチョイスできるシステムで、店頭のほか各ブランドのweb上でも利用可能となっているのが特徴となっている。この仕掛け人であるFCAジャパンアフターセールス本部カスタマーサービス部長羽賀光宏氏に、導入への秘策を聞いた。

ようやく秋めいてきたこの頃、そろそろ冬用タイヤの準備を始めようと考えている方も多いことだろう。最近では降雪地域はもちろんのこと、非降雪地域でも年に１度や２度積雪に見舞われることもあり、スタッドレスタイヤをはじめ、ウインタータイヤやオールシーズンタイヤの需要が年々増えてきている。こういった冬用タイヤは、夏用タイヤを組み替えるより、ホイール付の状態で交換する方が簡単なのは言うまでもない。そんなときに便利なのが、FCAジャパンが先ごろ導入を開始した「ウインターホイール＆タイヤコンフィギュレーター」である。

このコンフィギュレーターでは、まず車種を選択し、次にボディカラー、ホイールの種類、最後にタイヤを選ぶと合計金額が表示される仕組み。モデルによって選択肢の種類は異なるが、ボディカラーも画面上で変化するし、ホイールは実際に装着しているイメージが確認できるのが便利だ。タイヤはスタッドレスのほか、ウインタータイヤも用意されていて、各々の解説もある。タブレットのほかスマートフォンやPCでも閲覧可能だ。

こちらは販売店のスタッフがタブレットやPCでお客様に説明して購入してもらうのが一般的な使用方法で、まずは車種を選択（フィアットなら5モデル）、次にボディカラーを選択（500／500Cだと4色）、そしてホイールを選択（2タイプ）、最後にタイヤを選択（2種類）し、見積もりを出していくもの。選ぶ項目ごとにボディカラーやホイールのデザインが変わっていくのもゲーム感覚で楽しいし、タイヤは簡単な特性の解説が掲載されているので、選ぶときの目安にもなる。このシステムの仕掛け人である、FCAジャパンアフターセールス本部カスタマーサービス部長羽賀氏によると、
「これまでは全ての種類が一覧できるシートを採用しておりまして、例えば売り切れの商品が出た場合にはシートに直接バツ（✕）を記入してお客様と商談したりしていたのですが、さすがにこれだと使い勝手も悪く、販売店からデジタル化を進めてほしいという要望もありまして導入を決めました。特に降雪地域では新車と同時に購入される方も多いですし、お客様がネットで事前に試していただき、見積もりを取れるところもメリットのひとつですね。今後はウインター系だけでなく、サマータイヤやオールシーズンタイヤとホイールを組み合わせたコンフィギュレーターも展開していく予定です。これにより拡販はもちろん、お客様がディーラーに足を運んでいただける機会が増えればと思っています」
と期待をのぞかせた。

FCAジャパンアフターセールス本部カスタマーサービス部長羽賀光宏氏

一方で、今後のFCAジャパンのアフターセールスに関する展開については、
「現在、このようなホイール＆タイヤの組み合わせをはじめ、オーナーの販売店での商品購入が増えてきておりますので、お店をどんどん利用していただけるようさまざまな企画を予定しております。こういったアクセサリー関連では、ブランドに関してもフィアットはポップなイメージ、アバルトはスポーティ、ジープはアウトドア、アルファロメオはプレミアムと、それぞれのキャラクターを活かした商品やサービスを行っていければと思っております」
ユーザーはもちろん、販売店にとっても便利なこのコンフィギュレーターをはじめ。今後の展開が楽しみなFCAジャパンのアフターセールス展開、まずはウインターホイール＆タイヤのコンフィギュレーターをぜひ活用していただき、これからの冬に備えてみてはいかがだろう。